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2005年10月27日
小学校の現場二期工事 その1
一期工事完了から半年過ぎ、二期工事のレポートを再開します。工事は8月中旬からはじまり、準備工事を経て次第に目に見えて進行してきたました。写真は9月のもので、まだ内部足場が建つ前の段階です。
この写真は、10月です。現場で講堂の照明器具のサンプルを点灯したところです。二つ点灯していますが、光りの色が異なります。赤い方が色温度3000Kで白い方が色温度4500K程度です。色温度が同じでも、ランプの種類によって雰囲気が違うので一度現場で試したところです。写真のランプは二つともメタルハライドという種類のランプです。
インテリアは床は木のフローリング、壁は杉板やシナ合板を使用しているので少し暖かみのある3000K位の色温度に統一しようと考えています。
問題は公共建築と言うことで、ランプの寿命と効率からどうしても蛍光灯が主になるので、メタルハライドのランプとちょっと雰囲気が違ってくることですが、用途が小学校なので夜の全館点灯して使用することは殆どないので、蛍光灯の電球色を採用することでベターな選択をということでよいかなと考えています。
投稿者 ishikawa : 10:37 | コメント (0)
2005年10月25日
WHAT IS OMA—レム・コールハースとOMAについての考察

WHAT IS OMA—レム・コールハースとOMAについての考察
ヴェロニク パテヴ, 橋本 啓子
コールハースについて日本語で読めるまとまった本はこれがはじめてで、様々なジャンルから寄せられていて興味深い内容となっている。
わたしが学生の頃(90年はじめ)は、a+uでしか紹介されていなかったが、その時からその雑誌は売り切れで、大学で見ることも、ままならないほどの人気であった。当時、ダンスシアターやパリの国立図書館の案などをみて少なからずショックを受けたことを覚えている。
個人的には作品自体の情報は雑誌を通して入ってくるが、ではそれが社会的にどういう評価で受け取られているかは海外の作品ということもあって、わかりにくい建築家であった。
そうした個人的な疑問を知ることが出来た一冊である。
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目次
序文
第1部
軌跡(Orbit)
レム・コールハース:モダニズムの氷山の内部にあるマンハッタンの炎——アーロン・ベツキー
多少の組み立てが必要です(ダイジェスト)——マイケル・ソーキン
ハンディキャップというアイデンティティ——H・J・A・ホフラント
プランとディテール:建築と都市の哲学(ダイジェスト)——ジャン・アタリ
やろうと思えば何でもできる——イアン・ブルマ
第2部
方法(Method)
C<AMO>UFLAGE:カムフラージュされたAMO——ニール・リッチ
不気味な建築(ダイジェスト)——アンソニー・ヴィドラー
モダニティの終焉:レム・コールハースによるエントロピーの言説——オクウィ・エンヴェゾー
未来都市(ダイジェスト)——フレドリック・ジェイムソン
Kの物語——マシュー・スタドラー
閾の世界、近代の経験と都市の公共性(ダイジェスト)——ルネ・ボームケンス
第3部
領域(Area)
レム・コールハースの生き残りの倫理:OMAの最初の住宅——バルト・フェルスハフェル
OMAのベルリン:都市における論駁の島(ダイジェスト)——フリッツ・ノイマイヤー
AMOの使用手引き——ブルース・スターリング
公開(ダイジェスト)——サラ・ホワイティング
レム・コールハース略歴
プロジェクト歴
執筆者紹介
あとがき
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投稿者 ishikawa : 13:12 | コメント (0)
2005年10月23日
BLOW UP

欲望
1966年 ミケランジェロ・アントニオーニ監督作品。
アマゾンのレビュー
「Amazon.co.jp
深夜の公園でカップルを盗み撮りした売れっ子カメラマンのトーマス(デヴィッド・ヘミングス)。そのことに気づいたカップルの女性(ヴァネッサ・レッドグレーヴ)は、彼にネガを出せと迫る。しかし、彼女に別のネガを渡したトーマスが本物を現像してみると、そこに映されていたものは…。
イタリアの巨匠ミケランジェロ・アントニオーニ監督が、彼の不変のテーマでもある「愛の不毛」をモチーフにイギリスロケで撮りあげたスタイリッシュなサスペンス不条理劇で、カンヌ国際映画祭グランプリを受賞した問題作。モード感覚あふれた美術や衣装、そして音楽などのセンスがすばらしく、それらは時代を超えた流行の先端として、今なお採り上げられることもしばしである。(的田也寸志) 」
ウィットにとんだ表現が難しいテーマのわりに飽きさせない映画。監督自身2作目のカラー作品で意識して強い色彩を強調している(この時代の色彩は建築のカラーリングにも共通している)。
アントニオーニの映画は実は「愛のめぐりあい」を観ただけであるが、主人公の突発的で大胆な行動はどこか似ていてイタリア野郎ってこんな感じなのだろうか、映画の内容以上にひかれる部分である。
またこの映画にはアントニオーニ研究家の音声解説が付いていて一般的な映画の解釈を解説していて親切ではある・・・・が、かなり細かいところまで解説していてうるさい・・と思うところも多い。
全体的な映画のセンスは久しぶりにとても気に入った作品であった、とても40年近く前の作品とは思えない、邦題の「欲望」は解せない! が オススメ。
投稿者 ishikawa : 10:31 | コメント (0)
2005年10月21日
劇場の構図

劇場の構図
清水 裕之
1985年発行のこの本を最近あらためて読んだ。
あらためて読んでみると、以前読んだ記憶が殆どよみがえってこないので、ほとんどはじめて読んだのと同じである。
この本で面白いと思ったのは
芸能空間と観客との関係を「視軸」によって図式化することで、さまざま芸能の形式を分析していて、わかりやすく、その捉え方を基本として歴史的な劇場の発展についてもある程度理解できる点である。入門書としては最適な一冊なのではないだろうか。
さて発行をみると20年の時を経ているので、その後、劇場がどのような発展をしたのかについても追ってみる作業が必要で最新の劇場の傾向についても調べてみよう・・・・なにかいいナビゲートがあれば、コメント下さい。
目次
第一章 芸能空間論序説
1 はじめに
2 観ること、観られること
3 芸能空間の基本形
4 視軸
5 芸能空間の異化と同化
6 芸能空間の複合型
7 二重の正面性
8 二重の正面性の同化
9 横から観ること、或いは視軸の三角形
10 観客の意識による芸能空間の変容
第二章
1 ギリシャ劇場とローマ劇場
2 聖史劇の宇宙
3 ルネサンス
4 バロック劇場の成立と解体
5 近代プロセニアムステージの完成とオープンステージの挑戦
6 近代劇場の解体と重複的劇場空間の芽生え
投稿者 ishikawa : 09:44 | コメント (0)
2005年10月12日
サマリア

サマリア
韓国映画。韓国にも援助交際があったのですね。
出演: クァク・チミン, ハン・ヨルム, その他
監督: キム・ギドク
いい映画でした。たぶん。
援助交際をひとりは見張り、ひとりはオヤジの相手という分担していたことからはじまる高校生の物語で、オヤジの相手をしていた女の子は警察に追われて窓から飛び降り・・・・死。そして見張りをしていた女の子は、援助交際していたときから友人に後ろめたさがあったこともあって、友人の死によって決定的となった自分の罪を罰として友人が相手をしたオヤジたちの相手をしながら以前稼いだお金を返していくのである・・・・その過程で彼女は友人を再発見しオヤジを通した現実の社会と直面する・・・・そうした行為を今度は偶然に彼女の父親が目撃する。そして映画は父の視線から彼女のそうした行為を追いかけることとなる・・・・。
物語の主題は実は二人の高校生のことではなく、母親を死でなくした、父と娘が現代を生きる物語として丁寧に描かれている。そしてとてもキリスト教的である。情感のこもった映像がいやみなく表現されていて素直に感動できる。
オススメの映画です。
投稿者 ishikawa : 20:56 | コメント (0)
2005年10月11日
海を飛ぶ夢

海を飛ぶ夢
スペインの映画。動けない主人公が想像力を働かせて海を飛ぶシーンは印象的であった。
尊厳死を語るほど知識がないのでアマゾンからストーリーを
25歳の時に海で起きた事故で首から下の全身の自由を奪われ、寝たきりの生活を送り続けてきたラモン・サンペドロ。26年間、彼は家族の絆や介護に支えられ穏やかに暮らしてきたが、自分らしく生きるために「尊厳死」という選択をするが、彼を心から愛する人々は、彼の選択に動揺し、葛藤する———。
個人的には、直面しないとなんとも考えにくいテーマで、映画の場面もそういう葛藤が感じられ目にしたくないシーンがいくつかあった。
・・・・・感想を書きにくい映画である。 自分のなかで評価が定まらないというのが正直なところです。
投稿者 ishikawa : 09:04 | コメント (1)
2005年10月03日
尼崎の家 その9 基礎配筋
しばらくぶりとなってしまいました。
実際の現場はどんどん進行しているのに、「まだ上棟しないのかっ!」の声も。
基礎の配筋です。
7月8日 配筋検査をしました。
「すごい立派だ!こういうの最近見ない。」
近隣に住む方々に言われたと御施主様。そればかりか、職人さんからも
そんな声が。「頑丈すぎるんだろうか、、、」一瞬頭をよぎった
のも事実ですが、いえ、これが本来の姿なんです。
建物外周の基礎です。鉄筋のピッチやコンクリートのかぶり厚さ、アンカーボルトの位置など
チェックします。
内部です。
最近のいわゆる建売住宅では、鉄筋のピッチ250程度、シングル配筋もありと聞きました。
こちらはピッチ200ダブル配筋なので、「えっそんなもので良いわけ?」一瞬頭をよぎったのも
事実なんですが、これが本来の姿なんです!
でも一体どんな大きな建物が建つのだろうと想像してしまいますか?
そして、以下コンクリート打設後の写真です。
コンクリートの配合については事前に配合計画書で確認します。
次回上棟です!!