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2005年05月31日

柳川 その1

柳川
先週、長崎、福岡を旅した。招待ツアーで行ったので自由に観光する時間は僅かであったが初めて行く場所は新鮮であった。ということでまず、柳川から。
数年前に行く計画をたて断念した経緯もあって楽しみだった場所。堀の周囲には柳川のいわれとなった柳が見える。最近市町村合併して左側が新たに柳川市となって景観整備されたとのこと。

有名な川下り楽しみにしていたのだが、生憎の雨、川下りの会社で雨合羽を貸してくれた。
船は下のような船頭のいる手こぎ船で15人位乗れる大きさである。
柳川
川下りは実際には城の内堀と外堀を利用しているらしい。堰で水位を調整しているてめその変化は数10センチ程でベニスのように潮位に悩まされるようなことはないらしい。正面に船着き場が見える。
柳川
各所に橋が架かっており、場所によっては頭を下げないとぶつかるような所もある。
柳川
つづく

投稿者 ishikawa : 04:35 | コメント (0)

2005年05月30日

「谷口吉生のミュージアム」開催記念講演会シリーズ第3回

The New Museum of Modern Art
The New Museum of Modern Art
Yoshio Taniguchi, Glenn Lowry
「谷口吉生のミュージアム」開催記念講演会シリーズ第3回
5月27日 ゲストは建築史家の鈴木博之氏でした。オペラシティの近江楽堂で行われました。

講演の概略は
鈴木氏によってまず美術館建築の歴史、ルーブルから近代、現代までのレクチャーがありその中で谷口作品はどのような位置づけになるか鈴木氏の考えが少し述べられ、その後、谷口氏との対談になりました。前2回と大きく違ったのは、やや突っ込んだ質問が鈴木氏から谷口氏へぶつけられていて、そのやりとりだけで講演会の時間を全て費やしてしまいました。ということで会場からの質疑は時間の都合でナシでした。

鈴木氏は最近の美術館の傾向を「site specific」というキーワードで安藤氏の直島の地中美術館、妹島、西沢氏の21世紀美術館を現代の美術館を前者は神殿的、後者を誰でも気軽に訪れることができるフラットな美術館として対極に位置づけて、谷口氏のMomaをその中間的と考えればよいのかという質問から

谷口氏によれば、地中美術館も21世紀美術館も自分には「site specific」とは言えず、むしろどににでも成立する「プロトタイプ」建築であって、谷口作品の「site specific」とはその土地でしか成立しない方法によって作られていると・・・・・・・。

というような回答になり

その後の鈴木氏のしつもんは回答から次々と以下のように展開された。
安藤氏、妹島氏に比較すると方法論がないというか弱いのはなぜか?
丹下健三事務所ではどんな仕事をしていたか?
なぜ機械を大学で勉強していたか?その卒業設計は何をしたのか?
なぜ建築の道に進んだのか?
なぜディテールに力を注ぐのか?

などなどたぶん鈴木氏の興味本位で様々な質問がなされていたのだが、たぶんいままでにテキスト化されていない部分に質問が集中していいたように思う。なので回答も初めて聞くことが多く大変興味深い内容であった。(この講演の内容はテキスト化されるのであろうか?)
その後
谷口氏の展覧会パンフへのサイン会が開催されました。(サインしていただきました。ありがとうございました)

投稿者 ishikawa : 09:19 | コメント (2)

2005年05月25日

宮島達男のデジタルカウンター  テレ朝前

宮島達男のデジタルカウンター
宮島達男のデジタルカウンター 六本木テレ朝前
「それは変わりつづける」、「それはあらゆるものと関係を結ぶ」、「それは永遠に続く」

3月に東京オペラシティのデジタルカウンターを紹介した。そこは赤いLEDであったがここは合わせガラスにあらわれる液晶風の白いライトである。
夜は文字が黒抜きとなり反転するらしい。(いずれ訪ねてみよう)
宮島達男のデジタルカウンター
テレ朝前だが決して10になることはない。
宮島達男のデジタルカウンター
点滅前
宮島達男のデジタルカウンター
9点滅
宮島達男のデジタルカウンター
2点滅

それは永遠に続く

投稿者 ishikawa : 08:40 | コメント (3)

2005年05月24日

地球持続の技術

地球持続の技術
地球持続の技術
小宮山 宏
地球環境持続の為に技術でなにが可能であるかわかりやすく解説されている。

以前紹介した養老先生の本が環境問題の政治的な側面を照らしているのに対し本書は技術的な側面を照らしている。
それにしても、この本で予測されている未来は暗く少し恐怖を覚える。(温暖化による水位の上昇は徐々に進行し温暖化が納まったとしてもすぐには水位の上昇が止まるわけではないらしい)2050年にどうなっているかがひとつのターニングポイントであるらしい。もう生きていないかも知れないが、わずか44年後である。ちなみに建築設計にヒントとなる技術も多数紹介されているが、いまのところ断熱をよくすることが環境負荷には一番効果的である。
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目次
第1章 地球は持続できるか
第2章 エネルギーを知る
第3章 省エネルギーはどこまで可能か
第4章 「日々のくらし」の省エネ技術
第5章 「ものづくり」とリサイクル
第6章 自然エネルギーの導入
第7章 地球を持続させるために
第8章 技術は社会とどう向き合うか
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投稿者 ishikawa : 16:30 | コメント (0)

2005年05月23日

馬車道駅 みなとみらい線 その2

馬車道駅 みなとみらい線
馬車道駅その2です。レンガのディテール。レンガも素朴ですが、モルタル目地の押さえ方に特徴ありです。
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ホームのサインもよくデザインされていました。なにか他の駅にはない気持ちよいスケールです。他の駅のサインに較べてやや小さめ??
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缶ジュースの自動販売機の色も統一されていました。なぜか2台離れて設置されています。ボトラーの勢力争いの問題か?コンセントの問題か?
basya3-1.jpg
ディテールのカテゴリーでアップしました、個人的に気なったことのメモ程度です。

投稿者 ishikawa : 09:19 | コメント (0)

2005年05月19日

馬車道駅 みなとみらい線 その1

馬車道駅 みなとみらい線
前回の横浜アイランドタワーに直結している、みなとみらい線の馬車道駅。設計は内藤廣氏です。

改札部分のドームです。みなとみらい線全体に言えますが、東京の地下鉄に比較すると余裕のある感じがします。地下鉄というと陰鬱で圧迫感のある地下空間の先入観があるのですが、ここは気持ちのいい空間でした。以前にワシントンDCに行ったときには大きなボールト上のインテリアのある駅舎のことを少し思い出しました。
馬車道駅 みなとみらい線
階段です。難しい納まりですが綺麗に施工されていました。内藤さんのデザインは隅々まで目が行き届いていて手抜きやすきのないことにいつも感心させられます。見習わないといけませんね。
馬車道駅 みなとみらい線
ここにも大きな空間にレリーフが飾られています。細かいことですが、難を言えばレリーフを照らすライトが狙い通りではないような気がします?鋼管の柱をそのまま見せているので、細くみえます。
馬車道駅 みなとみらい線
次回その2では、ディテールを

投稿者 ishikawa : 21:35 | コメント (0)

旧横浜銀行本店別館 その2 横浜アイランドタワー

旧横浜銀行本店別館
旧横浜銀行本店別館 その2 横浜アイランドタワー
周辺で見つけた個人的メモです。
上の照明器具はこのホールのために新たにデザインされたものでしょう。天井は旧建物の天井を型どりしGRCで再現したようです。

ミュージアムショップの入り口は銅板が使用されています。
旧横浜銀行本店別館
地下鉄へ向かう階段の上の吹き抜け部のガラスメンテ用の梯子。
旧横浜銀行本店別館
地下鉄へ向かう階段の車椅子用のリフト。
旧横浜銀行本店別館
個人的なメモでした。

投稿者 ishikawa : 09:00 | コメント (0)

2005年05月18日

旧横浜銀行本店別館 横浜アイランドタワー

旧横浜銀行本店別館
旧横浜銀行本店別館 横浜アイランドタワー
槇事務所のデザインです。旧横浜銀行本店別館を補修改修してホールとして複合施設となっています。

夕方近くで逆光になってしまいました。オフィス棟は27階建て高さ約120Mです。
旧横浜銀行本店別館
旧横浜銀行本店別館のホールです。思ったより明るく気持ちの良い空間です。普段は誰でも入れるようです。お茶もセルフサービスで置いてありました。
旧横浜銀行本店別館
正面の階段の上から撮影。実はこの天井裏に貸しホールがあります。
旧横浜銀行本店別館
横浜には明治頃の近代建築が多く残されていて、この旧横浜銀行本店別館同様に数多く保存されていて街並に歴史的な奥行きがありますね。
旧横浜銀行本店別館データ
竣工:昭和4年
設計:西村好時
施工:清水組
横浜市のHPに認定歴史的建造物一覧があります。
http://www.city.yokohama.jp/me/tokei/site/design/m09/building/

投稿者 ishikawa : 08:23 | コメント (0)

2005年05月17日

脳を育てる

脳を育てる
脳を育てる
ゴールデンウィークに購入した本。5章の「男性の脳と女性の脳」に同性愛者の脳のことなどが書いてあり興味深い内容でした。

章立ては以下の通りです。読みやすい本なので下手な解説は省力です。
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目次

1 自分との対話
2 脳は変化する
3 脳のしくみと働き
4 脳の働きを高めよう
5 男性の脳と女性の脳
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投稿者 ishikawa : 08:37 | コメント (0)

2005年05月16日

横浜 帝蚕倉庫

横浜 帝蚕倉庫
これは?芝生ではありません。

これが正解です。
横浜で見つけました。みなとみらい線の場所道駅の近くです。よく見ると雨樋も鉄骨階段も覆われています。使ってないのでしょうか?地図
teiyo4.JPG
横に少し回り込んでいます。全て覆い尽くされた姿をみてみたい。断熱効果があるかもしれない。
teiyo3.JPG
冬はどうなっているんだろうか気になります。

投稿者 ishikawa : 08:13 | コメント (0)

2005年05月14日

「谷口吉生のミュージアム」開催記念講演会シリーズ第2回

The New Museum of Modern Art
The New Museum of Modern Art
Yoshio Taniguchi, Glenn Lowry
「谷口吉生のミュージアム」開催記念講演会シリーズ第2回
5月11日 槇文彦講演会 となっていましたが、ちょっと違いました。

急遽、矢萩 喜従郎氏の司会による谷口生吉氏と槇文彦氏の対談ということでスタートしました。
はじめに矢萩氏による、谷口作品の分析がスライドによってなされました。素晴らしくわかりやすく思慮深い解説で谷口作品を明晰に分析されていました。
その後、槇氏と谷口氏に質問をしながら対談がすすめられました。詳細について全ては書ききれないので今回の講演会で個人的に印象的だったことをメモ程度に。

矢萩氏の分析の中で、谷口作品の求心性と遠心性をあわせもった計画なっていること。

槇氏がニューヨークで働きはじめサラリーを貰った時にまずMomaの会員になったというエピソードからはじまり、ニューヨーカーにとってMomaという施設が重要であるということ、特にアメリカのような移民の国にとって、都市のsancturyであるということ。

敷地から建築を考えることについて、槇氏の発言でアプリオリな願望、つまり自らの中にある建築のアイディアを何が可能か否かを敷地は教えてくれると言うこと、また最近の若い人達がそれとは反対のアプローチにチャレンジしているということ。

谷口作品の躙り口的なエントランスと比較して槇氏は自らは角入りであること(建築の機能による)その理由として、自らは都市に建築を開きたいと考えていて、角入りは同時に内外を感じる手法としてもちいていること。

まだありますがブログなので自分に重要なメモだけです。また第1回と内容が重複している部分は省きました。

今回は槇氏の登場もあってやや緊張感が高いような気がしました。それは槇氏の言葉の端々に感じられる知性によってうみだされているように感じました。

次回、第3回は5月28日で、建築史家の鈴木博之氏がゲストです。もちろん出席です。

投稿者 ishikawa : 14:33 | コメント (0)

2005年05月13日

悪質リフォーム 埼玉県富士見市の事件

埼玉県富士見市の認知症の姉妹宅のリフォーム業者による悪質リフォームが住宅業界に与える影響は大きいと感じている。
「わからない相手には、金儲けの為には何でもやってしまう」という業界体質を世間に与えてしまったのではないだろうか。

住宅設計関わる我々も怒り心頭である。施工業者すべてに当てはまることではないが、利益追求のあまり、相手の目の届かない部分で「手抜き」「水増し」などは、どこの現場でも多かれ少なかれ存在する。

一般の施主は素人であり専門業者のこうした「手抜き」「水増し」を見抜くことはなかなか難しい。

よって私たちのような設計監理者つまり設計事務所が施主利益の代理となって仕事をするわけである。

設計事務所は施主の要望を設計図として作成しその図面をもとに工事が設計図通り進められているかチェックして施主に報告する役割を設計監理として仕事としている。つまり我々設計事務所は施主の利益を守る代理をしている。そしてその完成物件自体が設計事務所の仕事の実績であるので、自らもよりよいものを作ろうと努力している。施工業者だけを雇えばチェックは全て施主が行わなければならず、お任せすれば今回の事件のように歯止めがかからないケースもあり得るのである。

今回の事件では名簿の横流しも疑われるなど、本当にどうしようもない業者の面々であり、一般論として語られるたぐいのケースではないかもしれないが、

あえて一般論として言えるのは、上記のような仕事のシステムからして、住宅建築やリフォームを施工業者に頼むのは〝リスクが高い〟のである。あたりまえの話ではあるが。

最後に
事件に関わった業者は住宅業界によって名前を公表し徹底的に糾弾されるべきである。


投稿者 ishikawa : 10:33 | コメント (0)

2005年05月12日

横浜大桟橋 その4

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横浜大桟橋 その4
旅客ターミナルを離れて、ホールのインテリアへ。

ガラスの風除室です。これは格好よくできています。
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ホールの屋根の構造、ターミナルと違うのは、奥行きが短く、天井が高い?(たぶん)じゃないでしょうか?つまりインテリが明るい。海に視界が抜けているのいいですね。天井の雰囲気はターミナルと同じなので、省略します。この日は変な物売りイベントのせいで海の見える側まで近寄れませんでした。
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このホールから地上へ抜ける通路です。青いランプです。この色のランプで思い出すのは、わたしが担当していた建築でインテリア事務所がこの青いランプをプレゼンテーションした後に、年輩の取締役のひとりが「殺菌灯にみえるんだよね」
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さらに通路を上がると徐々に光の切れ込みが大きくなります。シャープでカッコイイですね。
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全体の感想
この建築の一番の特徴は、階段のない連続した面で作り上げられた空間構成にあると言えます。それが実現し完成したこと自体に価値のある建築と言えます。実際に上下階を階段ではなくスロープの面で連続させた空間体験は新鮮でした。
反面、日本人のサガなのでしょうか?細かいディテールや暗いインテリアなど大雑把というか、おおらかというのか、そういった建築のディテールが気になりました。旅客ターミナルという、旅立ちの場としては繊細さを欠いていてせっかくの新しい技術や空間が建築の機能と相まって、昇華させるところまで達していない感じもします。建築家の出生から考えるとラテン系の建築魂で、いままでにないエキサイティングな空間を生みだしたエネルギーを賞賛すべきなのかもしれません。

投稿者 ishikawa : 06:00 | コメント (0)

2005年05月11日

横浜大桟橋 その3

横浜大桟橋 その3
横浜大桟橋 その3
メインエントランスです。熱線吸収ガラスかと思いましたが、インテリアがくらいのでそうみえるだけでした。中に入ります。

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エントランス脇のエレベーター。駐車場とターミナル間を行き来しています。もちろん油圧式でしょう。
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旅客ターミナル全景、実は見返しているので、エントランスのある方向を見ています。
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設計者のこの建物の説明書きが展示されていて、この折り板を連続したようなデザインは、日本の折り紙などの伝統的な形を模していると書いてありました・・・・・。全体的に暗くてこれから旅立つ空間の雰囲気としては、はっきりいっていや感じです。暗いのが悪いわけではないのですが、雰囲気もイマイチなんで・・・旅立つ人や旅行客の玄関としては、陰鬱な雰囲気に見えるのではないでしょうか?インテリアの照明計画したんでしょうか?ちょっとがっかりですね。建築的には面白いんですが。
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ロビーの椅子はセブンチェアーがずらっと並んでいます・・・・・?固定できない理由があったのでしょうか?メンテのおじさんが、位置がずれるたびに直してました。でも綺麗に並んでします。サスガ!
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溶接のディテールをそのまま見せているので、やはりチープなフェリー並の雰囲気です。暗さとディティールの大雑把な感じがインテリア全体を支配しており、これはちょっといただけないですね。・・・そう橋の下って感じでしょうか。

投稿者 ishikawa : 08:17 | コメント (0)

2005年05月10日

建築家 林昌二毒本

建築家 林昌二毒本
建築家 林昌二毒本
林 昌二
ゴールデンウィーク後半に読書した本のひとつ。ややおくればせながら。

新建築社から出版されているので、はじめてでない原稿も多くやや飛ばしながら読みすすめました。
本の印象と言うよりとても個人的なショックはA・レーモンドが東京大空襲の作戦に協力していたという事実でした。こういう話はやはりこの年代の人が残してくれないとわからないことで、少し前のA・レーモンドのブームや戦後の仕事ぶりなどからしても、やはり日本人はお人好しな民族なのかもしれない。
ほかにも
戦後の建築界の流れがその世代を生きた人の証言として、記されていて興味深い内容であった。それと組織建築家としての生き様というか考え方などもやはり個人の建築家との違いを明確にしているあたりも興味深く、もし学生の頃読んでいたらまた違った道筋を目指ざすことを考えたかもしれないなと思ってしまった。
建築の仕事に携わるには、アトリエ系、組織事務所、ゼネコン等の選択肢があるが、組織事務所に興味ある人は是非読んで貰いたい本であり、わたし自身もまた違う視点を得られたような気がする。とても興味深く読ませていただいた。感謝。

投稿者 ishikawa : 00:00 | コメント (0)

2005年05月09日

ぶらり途中下車の旅 

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5月7日放送、日本テレビの「ぶらり途中下車の旅」で私たちの事務所(dpa)で店舗の改装をした「オ!ヴゥ・ラバ!」が紹介されました。

今回は小田急線を太川陽介氏が途中下車の旅するもので、何気なく見ていたら代々木上原に下車したときに・・・もしや・・・と思った瞬間に登場してビックリでした。事前にオーナーから話を聞いていませんでした。番組では予約を入れて、最後にまた立ち寄るという内容だったので、早速ビデオをセットして録画しました。このお店は私たちが独立する前に手がけた店舗で、駅前の一軒家を丸ごとリニューアルした物件です。
番組では最後に太川陽介氏が、「オ!ヴゥ・ラバ!」のフレンチを堪能するという締めで30分の番組にしてはかなり料理を紹介していたことからも、リーズナブルでおいしいこの店のオススメ度が推察される内容でした。ちなみわれわれからも超オススメです。
番組紹介記事
…………………
オ!ヴゥ・ラバ!
代々木上原の絶品!駅前食堂!
代々木上原の駅前にお店を開いて今年の6月で3年目。
オーナーシェフの荻原さんはフランスで2年の修行を経て
都内のフランス料理屋で10年の修行をしました。
そして地元であるここ代々木上原にお店を構えました。
荻原さんのこだわりは材料も大事だけれど、材料に頼らず、
その素材にあった調理方法を手間を惜しまずにすることです。
「その為にはいくらでも早起きしますよ」と荻原さん。
ディナーは3150円と5250円の2コース。
メニュー数が少ない為一つのお皿で二つの味が楽しめるように
味を変える工夫をしています。
……………………
フレンチの店なので「駅前食堂」はないだろう!!(笑)
東京都渋谷区西原3-5-1(千代田線、小田急線代々木上原駅)
電話:03-3467-7611
番組の詳細は日本テレビのHPからどうぞ
お店の場所はここです
ちなみにあの「All About Japan」のフレンチにも名店として紹介されています
「All About Japan」のフレンチ
お店のデザインコンセプトやデザイン過程、画像はこちらから
dpa website works からお入りください

投稿者 ishikawa : 09:28 | コメント (0)

2005年05月07日

横浜大桟橋 その2

横浜大桟橋 その2
横浜大桟橋のつづき その2です。
建築の段差や窪みを利用して溜まりをつくっています。天気の良い日は気持ちよさそう。

正面に見えるのが大桟橋ホール。そこへのアプローチが屋外シアターのようにつくってあります。
横浜大桟橋 その2
客席が部分はうまくデザインされていて、ここの屋外では一番格好良い場所になっています。ウッドデッキはとてもうまく貼れていてサスガ日本の職人だと感心です。
横浜大桟橋 その2
休日ということもあって、芝では公園にように寝そべっているひとが沢山います。水辺は都市のアジール(待避所、都市生活者の誰がいてもおかしくない場所)ということで、そういう場所性を芝生公園として建築化したということでしょうか・・この建築の本質ではないですけど。
横浜大桟橋 その2
このステンレスの手摺りのデティールも相当苦労したんじゃないでしょうか、ひとつのデティールでこの建築のすべての場面で使えるように考えられているようです。逃げ(誤差)を3次元的に処理出来ることと、2点の脚を持つことで、キャンティレバーに出来ることが特徴でしょう。これ以上のデザインがあるかと言えば・・・・?ですが、出来たものをみると雑然としていて、いまひとつです。
横浜大桟橋 その2
つづく 次回はインテリアへ

投稿者 ishikawa : 12:30 | コメント (0)

2005年05月06日

横浜大桟橋 その1

横浜大桟橋
横浜大桟橋を遅ればせながらはじめて、訪問してきました。横浜大桟橋は1994年〜1995年に国際コンペが開かれ世界41ヶ国660案の参加がありその中から選ばれたデザインがイギリス在住の建築家、アレハンドロ・ザエラ・ポロ、ファッシド・ムサヴィ両氏の提案でした。個人的な記憶で、この建築をみて思い出すのは、篠原案の選出を巡って提案者と審査員(磯崎新氏)の論争です。篠原案のフォルムは息をのむほどの緊張感と美しさに満ちており、同じ時期のヘルシンキの美術館案かどちらか実現して欲しかったと思います。・・・とちょっと脇道にそれましたが・・・

とりあえず現在の大桟橋の写真です。
正面からアプローチしたところです。ハッキリ言ってかなり地味なアプローチです。
横浜大桟橋 
途中から歩道がウッドデッキに変わり、スロープになります。ここから旅客ターミナルの玄関と屋上へ上がるスロープと分岐します。ご存じ通りこの建築には階段らしい階段がありません。
横浜大桟橋 
サインもこんなです。ちょっと微妙・・・あとづけですかね??
横浜大桟橋 
旅客ターミナルの玄関です。熱反射ガラス?なのか黒く見えます、インテリアが暗いせいですかね。屋上の手摺りとエントランスの梁との取り合いが苦しい感じで、最後は蓋をしておしまいって感じです。
横浜大桟橋 
この建物は面の連続で構成されているので、このようなスロープがあちこちにあります。
DSC03470.JPG
・・・つづく 3回シリーズくらいです。全体の感想は最終回で。

投稿者 ishikawa : 08:57 | コメント (0)

2005年05月04日

みんなのいえ

みんなのいえ
みんなのいえ
レンタルビデオ屋で偶然見つけた映画。監督である三谷幸喜の家づくり体験をもとにコメディに仕上げられている。

新進気鋭のデザイナー役の唐沢寿明とクライアントの父であり大工である田中邦衛のキャスティングだけで、専門の方はどんな物語が想像がつくのではないだろうか?

我々は唐沢寿明の視点から感情移入するが、見る人の立場でクライアント、大工、クライアントの親、等、家づくりに関係する面々や干渉したい面々が登場しそれぞれの立場で感情移入できる点が誰もが一度は経験する家づくりの幅広さと面白さを伝えている。

ちょっと設定がおかしいところもあったり、誤解を与える向きもあるが、概ね、家づくりでおこるトラブルのツボは抑えられていて、笑いのツボも専門である我々からみても「あるある、そうそう」という感じでなかなか面白かった。

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スタッフ・キャスト

製作: 宮内正喜/高井英幸 監督・脚本: 三谷幸喜 撮影: 高間賢治 音楽: 服部隆之 出演: 唐沢寿明/田中邦衛/田中直樹/八木亜希子/野際陽子/吉村実子/清水ミチコ/山寺宏一/白井晃/伊原剛志/江幡高志/井上昭文/榎木兵衛/松本幸次郎/松山照夫/八名信夫/布施明/井上昭文/近藤芳正/梶原善/松重豊/梅野泰靖/戸田恵子/中井貴一
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投稿者 ishikawa : 12:43 | コメント (0)